ようこそケビンの部屋へ

自称歴史愛好家ーここ10年「桶狭間の戦い」について考察を続けてます。

【雑記】兵庫県知事選についてその4ー告発文書を検証してみる②

あけましておめでとうございます。
2024年は内外ともSNSによる不確定な情報に振り回された1年でした。今年は一体どうなって行くのでしょうか?
アメリカでは犯罪者であるトランプ*1がついに大統領に返り咲きます。今後4年間全世界はトランプの暴挙に耐える事ができるのでしょうか?私には人類が破滅の道へと進んで行く最初の一歩となるような気がして仕方がありません。
ところで新年早々日本のトランプこと立花孝志(敬称略:もうこいつは呼び捨てで良いでしょう)がまたまたやらかしました。前県民局長の公用パソコンの中身をSNSで公開してしまったのです*2。その中には不倫相手とされる女性の名前も入っています。一体こいつは人のプライバシーを何だと思っているのでしょうか?確かに公用パソコンに私的な文書や写真を残すのは「ふてほど」ですし、業務時間に職務以外の事を行っていると取られても仕方ありません。その意味では前県民局長の行為は職務違反であり、一部犯罪性があるかもしれません。しかし例え相手が犯罪者であったとしても、何の関係もない第三者が他人のプライベートな内容を公開して良い筈がありません!なんでこんな事をしでかし続ける野郎を日本の司法は捕まえられないのでしょうか?なんか日本も破滅に向かって突き進んでいるように思えてきました。
ふ~冷静になって告発文書の検証を続けましょう。

図1:前県民局長告発文書1~2P

前回私はこの告発文書は前県民局長がひょうご震災記念21世紀研究機構理事長五百旗頭いおきべ氏が死去したのは斎藤知事陣営の嫌がらせに原因があるとの思いから(図1の①)激情に任せて書いた物であり、この部分に真実相当性は無いと論じました。
では他の告発はどうでしょうか?
②は令和3年の兵庫県知事選において斎藤知事の側近達(俗名牛タン倶楽部クラブの面々)が選挙期間以前から職場の部下達に斎藤氏に投票するよう圧力をかけたり、県の職員であるにも関わらず斎藤氏の選挙活動の支援を行っていたと言う物です。そしてその見返りとして斎藤氏が知事に当選後それまでの人事のルールを無視して異例の昇任が行われ、結果的に彼らが(違法行為を)行った事が裏付けられたと書いています。
これが事実であれば明らかな地方公務員法違反及び公選挙法違反であり、斎藤知事は連座制により失職する可能性もあります。
しかし告発者(=前県民局長)が何故この事を知ったのかが不明で、文章を読む限り「斎藤氏が知事に当選した途端牛タン倶楽部の面々達が異例の昇進をしたので、彼らが違法行為を行ったのが明らかになった」と受け取られます。つまり「真実相当性が無く単なる誹謗中傷である」と判断されても仕方ない書き方であると言えます。
③では2月16日に斎藤知事が産業労働部長を伴い龍野商工会議所に出向いて次回知事選での投票依頼を行っており、公選挙法違反・地方公務員法違反に当たるとしています。
しかし産業部長を伴って「次の選挙も是非よろしくお願いします」と言ったぐらいでは公選挙法や地方公務員法違反にはなりません。斎藤知事が圧力をかけるような言い方をしていれば別ですが、告発文はその点を具体的にしていないので、この文章も「真実相当性が無く単なる誹謗中傷である」と判断されてもおかしくはありません。

*1:トランプ氏は元不倫相手への口止め料支払いを隠すため業務記録を偽造したとして34件で有罪評決を受けています。

*2:YOUTUBE2024/11/29投稿https://www.youtube.com/watch?v=lkhJr5shLIs。正常な人間にとっては聞くに堪えがたい内容なので視聴の際はご注意下さい。それにしても一般人の不倫を実名で暴いた動画が何故違法にならないのでしょうか?何度も言いますが不倫はいけない事ですが犯罪ではありません。大手メディアが芸能人の不倫に対し如何いかにも犯罪であるかのような報道を続けている影響で世間一般が不倫=犯罪との認識になってしまっているのが原因かもしれません。